義実家にお邪魔するとき、手土産って持っていくべきか悩むことありますよね?「親しい関係だからいらないのでは?」と思ったり、逆に「少しでも印象よくしておきたい!」と気を使ったり…。特に初めての訪問や久しぶりの帰省ならなおさら、ちょっと迷うものです。
私の妻もこの件についてはかなり迷っていたようです(^^;
でも、実は手土産の持参は必ずしも決まりごとじゃないんです。義実家との関係性や状況によって、「むしろ持っていかないほうがリラックスできる」なんてケースも^^
ということで今回は、義実家への手土産問題などについてお伝えして行きますね。
義実家への手土産は「いらない」「必要」どっちが正解?
結論からお伝えすると、
・ケースバイケース
が答え。「いらない」にするか「必要」とするかはその時の状況で変わりますよ~。
義実家への手土産が「いらない」5つのケース
その5つケースが、以下のような場合です。
- 頻繁に訪れている場合
- 「手ぶらで気軽に来てね」と義両親に言われている場合
- すぐ近くに住んでいる場合
- 突然の訪問や急な用事のとき
- 遠方からの帰省で、事前に手土産を郵送した場合
では1つづつ理由を紹介していきますね。
<1>頻繁に訪れている場合
月に数回程度のペースで義実家に顔を出しているような頻繁な訪問。こちらであれば、毎回手土産を持参するのは現実的に難しいです。金銭的に(^^; また、当然ですが義実家も「気を遣わずに来てほしい」と感じていることが多いはず。
何回に1度くらいは甘い物などの持参はおすすめしますよ~。
<2>「手ぶらで気軽に来てね」と義両親に言われている場合
義実家から「気を遣わずに来て」と直接伝えられている場合は、その言葉通りに手土産なしでもOKです。このようなときは、お互いが気を遣わず自然に訪問できることが一番です。言葉を無視して持参してしまうと返って気を悪くされる恐れもありますからね(^^;
ただ、この場合はあとで紹介しますが手土産以外で喜んでもらいましょう。
<3>すぐ近くに住んでいる場合
義実家とご自宅が近所であれば、わざわざ手土産を持参する必要はありません。近所の家にちょっと立ち寄るような感覚であれば、日常的な訪問となるので手ぶらでも自然です。
実はこれ私のケース^^ 妻の実家には自分一人でも遊びに行きご飯をご馳走になっていました。でも、たまにはちょっとした品を持参しましたよ。やはりこのあたりもケースバイケースですね。
<4>突然の訪問や急な用事のとき
予定外の訪問や、急ぎの用事で伺うときには手土産を持参できないこともあるでしょう。その際は気を使わずに、シンプルに状況をお伝えしてもOKです。
<5>遠方からの帰省で、事前に手土産を郵送した場合
遠方からの帰省で、荷物が増えてしまうことが心配な場合は、事前に手土産を送っておく方法もあります。訪問前にお土産が届いているなら、訪問当日は手ぶらでも失礼には当たりません。
実際は手土産はあるのですが、持参しない方法ですね。冷蔵保存の品などはおすすめですよ^^
以上5つのケースに当てはまれば、義実家への訪問時も手土産なしで大丈夫です。義両親の気持ちを汲み取りつつ、お互いにとって自然で気軽な関係を目指しましょう。
義実家への手土産が必要な5つのケース
その5つケースは以下のような場合です。
- 年に数回しか会わないとき
- 義両親が気を遣いがちなタイプの場合
- 旅行帰りや遠方からの訪問のとき
- 自分が世話になっているとき
- 義両親の誕生日や記念日が近いとき
では1つづつ理由を紹介していきますね。
<1>年に数回しか会わないとき
お盆やお正月など、特別なイベントで年に数回しか会わない場合は、手土産は必要です。「久しぶりに会えてうれしい!」という気持ちが伝わります。言葉だけでなく、ちょっとした贈り物がその気持ちを表してくれますよ。
<2>義両親が気を遣いがちなタイプの場合
義両親が「手土産なんていらないよ」と言ってくれるのは、あなたへの気遣いからかもしれません。でも、実は心の中で「気を遣わないで」って言ってるだけかも。いわゆる社交辞令ってもの(^^; そんなタイプの方には、負担にならない程度の小さな手土産を持って行くと喜ばれることが多いですよ。
まあ、社交辞令の見極めが大変かもしれませんが、付き合っていくうちに分かっていくもの^^
<3>旅行帰りや遠方からの訪問のとき
遠方からの訪問や旅行の帰り道など、「○○のお土産を買ってきました!」という形。気軽に渡せて話題にもなりやすいですよね。遠くからの帰省では、義実家も「わざわざ来てくれてうれしい」と感じてくれるので、地元の名物や限定品など、気軽な手土産が好印象です。
<4>自分が世話になっているとき
たとえば、子供を見てもらっている、何かサポートしてもらっているなど、日頃お世話になっていると感じるときには、小さな感謝を込めて手土産を持っていくのがベスト。ちょっとしたお菓子や飲み物でも、気持ちが伝わって関係がさらに良好になります。
これは頻繁に訪れている。また、近くに住んでいる場合のケースでも当てはまると考えてOKです。
<5>義両親の誕生日や記念日が近いとき
この場合は手土産を持参するのは当然とは言えますね。訪問がちょうど誕生日や結婚記念日などのタイミングなら、「ちょっとしたお祝いに」といって手土産を持って行くと、サプライズのような嬉しさも加わります。持っていけば喜んでくれること間違いなしです^^
以上の5つのケースに当てはまる場合は手土産を持っていきましょう。私的にも絶対おすすめです。
義実家への手土産で喜ばれるおすすめ10選
では実際に私の妻が持参して両親が喜んだ。また、リサーチした結果の手土産おすすめ品10選を紹介すると以下のとおりです。
- 地域の名産品や特産品
- 高級感のあるお菓子
- 季節のフルーツ
- 義両親が好きな飲み物
- おしゃれなジャムやはちみつ
- おつまみセット
- 高級感のある調味料
- 温かい気持ちが伝わる手作りお菓子
- ちょっと豪華な缶詰やレトルト食品
- おしゃれなタオルや石鹸
<1>地域の名産品や特産品
義実家の近くではなかなか手に入らない、地元や旅先の名産品は「珍しいもの好き」な義両親にぴったりです。例えば地元の銘菓や工芸品など、名産品は話のきっかけにもなりますし、「遠くからありがとう」と感じてもらえますよ^^
<2>高級感のあるお菓子
定番のお菓子も、ちょっとした高級感のあるものを選べば特別感がアップするのでおすすめ。羊羹や和菓子、バウムクーヘンなど、おしゃれなパッケージのものなら「この日のために用意してくれたんだな」と思ってもらえます。
<3>季節のフルーツ
季節感を取り入れたフルーツは、新鮮で見た目も華やかです。例えば夏はスイカやメロン、秋はぶどうや柿など、季節ごとの旬のフルーツは「フレッシュさ」が好印象。義実家でみんなでいただけるのも嬉しいポイントですね^^
<4>義両親が好きな飲み物
コーヒーや紅茶、日本酒やビールなど、義両親の好みに合わせて選んだ飲み物は「あなたのことを思って選んだよ」という気持ちが伝わりやすい手土産です。ちょっと特別なブランドや季節限定の味わいを選べば、満面の笑み間違いなし。
私の両親も妻がネットからゲットする以下の品で超喜んでくれます。
<5>おしゃれなジャムやはちみつ
パンやヨーグルトのお供として楽しめるジャムやはちみつは、朝食に役立つのでとても人気。ちょっと珍しいフルーツのジャムや、国産のこだわりのはちみつは、目上の方にも贈りやすい品物です。
朝食がパン派の両親なら最高に喜んでくれるはず^^
<6>おつまみセット
お酒好きの義両親には、おつまみセットがおすすめ。ナッツやドライフルーツ、サラミやチーズなど、おつまみが詰まったセットなら、義両親も「気が利いてる!」と感じるはず。普段あまり口にしないものだと、さらに特別感がありますよ。
<7>高級感のある調味料
普段使っている調味料をちょっとリッチなものにするのもおすすめ。例えば、希少なオリーブオイルやこだわりの醤油、ドレッシングなど、料理の時間が少し楽しくなるような調味料は、さりげない心遣いが伝わります。とくに料理好きな義母なら超喜んでくれるはず。
<8>温かい気持ちが伝わる手作りお菓子
あなたが得意な焼き菓子やクッキー、ケーキなど手作りのお菓子も喜ばれますよ。「こんなの作ってくれるのね」と感じてもらえ、家庭的な印象もプラス。子供と一緒に作ったものなら、そのエピソードも楽しんでもらえること間違いなしでしょう。
<9>ちょっと豪華な缶詰やレトルト食品
さりげなくプレミア感のある缶詰やレトルト食品も、日持ちがするうえに重宝されます。例えば、高級な鰻の缶詰や贅沢なスープ、人気のご当地カレーなど、少しだけ日常に彩りをプラスできる品物がポイントです。
<10>おしゃれなタオルや石鹸
実用性の高いタオルや石鹸は、使ってもらいやすくて贈りやすいですね。高品質で肌触りの良いタオルや、香りがいい石鹸など、普段使いのちょっと特別なアイテムは「さすが!」と思ってもらえます。
お年を召した義両親にとくにおすすめだと思います~。
帰省時の手土産、相場と予算はどれくらい?
手土産の予算も気になるところですよね。訪問の頻度や贈る物によってはこんな目安が参考になります。
以下の条件に似たようなケースがあれば選んで予算を組んでください。
- 短時間の訪問(1,000〜2,000円程度)
- 軽めの手土産でOKです。例えば、地元で人気のお菓子や季節のフルーツの小パックなどが喜ばれます。
- 通常の帰省(3,000〜5,000円程度)
- 半日〜1日ほど義実家で過ごす場合、少ししっかりめの手土産が良いでしょう。日持ちがするものや家族全員で楽しめるものがおすすめです。
- 特別な行事の訪問(5,000〜10,000円程度)
- お盆やお正月、義実家の誕生日など、特別な行事や年末年始の帰省には、少し多めの予算を考えましょう。
- 遠方からの帰省(10,000円以上)
- 宿泊を考慮して、10,000円以上の手土産も喜ばれることが多いです。長旅の疲れを考慮した贈り物や義実家に配慮した贈り物が理想的です。
- 家族のイベント(10,000円以上の予算も検討)
- 結婚記念日や還暦、義実家の誕生日会など、家族のお祝いごとが絡む帰省時は、10,000円以上をかける方も多いです。
「のし」は必要?場面ごとのマナー
義実家への手土産に「のし」をつけるべき?なんて悩むことがあるはず。その場合は以下のように場面によって判断すると便利ですよ。
- カジュアルな訪問時:のしは不要で、ラフな手土産でOK!
- 法事やお祝いの場:この場合は、しっかりと「のし」をつけた方が誠意が伝わりやすいでしょう。
- 帰省時や行事に合わせた訪問:「のしがあると重いかも?」と迷う場合もありますが、義両親が喜ぶようなら付けてみても良いかも。
のしは「贈り物の印」なので、義実家の好みを踏まえて判断するのがベストって感じです。
手土産以外で喜ばれる品
「手ぶらで気軽に来てね」などと言われ手土産を持参しないケース。でも何かで感謝等の気持ちを伝えたい。その場合、手土産ではなくても喜んでもらえるおすすめな品が、
- お手伝いを申し出る
- 趣味に合わせた情報やアイテム
- 家族の写真や手紙
- 地元の特産情報やニュース
- 「次回も来たいです」のメッセージ
です。
<1>お手伝いを申し出る
食事の準備や片付けを手伝うだけでも、親しみやすさが伝わり、義実家の方も喜ぶことが多いです。特に大人数が集まる場では「一緒にやりますね!」の元気な一言が、気配り上手な印象を与えますよ^^
<2>趣味に合わせた情報やアイテム
お義父さんがゴルフ好きなら、ゴルフの最新トピックを話題にしたり、お義母さんが園芸をされているなら、園芸関連の本や話題を持っていくのも喜ばれます。共通の趣味で自然と会話が弾むもの。日頃からリサーチしておくと助かりますよ。
<3>家族の写真や手紙
最近の旅行写真や、お子さんがいるなら義実家の方と写っている写真などをプリントして渡すのもおすすめです。自分たちからの心のこもったメッセージカードも添えると温かい気持ちが伝わります。
とにかく孫は目に入れても痛くないのが義両親ですからね^^
<4>地元の特産情報やニュース
自分の地元のニュースや話題、特産品の話などをすると、「そんなものがあるのね」と会話が広がります。義実家で暮らす地域への関心を示すことも、家族としての一体感を育むポイントになりますよ。
<5>「次回も来たいです」のメッセージ
訪問が楽しかった場合に「また伺わせてください!」。なんて伝えると、心からの思いが伝わります。「次にこんなことも一緒にしたいですね」などの提案も義実家に親しみがあることをアピールできます。最高の手土産となるはずです。
年配者にも喜ばれそうなメニューが揃ってる外食も私的にはおすすめですよ。
まとめ
義実家への手土産は「気遣い」や「感謝の気持ち」を示す一方で、義両親の「いらない」という言葉を大切にすることも重要。どんなときでも、柔軟に対応しつつ、自分の気持ちを素直に表現することで、義実家との関係をより良くすることができます。
今回の記事が次回の帰省や訪問時の参考になれば幸いです^^