めっちゃ安くて美味しいうなぎ屋のまつもと。今回も友達のみの君とひつまぶしを食べていると、
さる君、以前ひつまぶしの発祥はまかないからだって言ってたよね。
うん。そうだよ。結構有名な話だからね。
でもね。発祥の説がもう一つあるの知ってる?
え!まじで?
僕もはっきりは分からないんだけど以前ラジオでそんなことを言ってたんだよね。
そうなんだぁ~。じゃーちょっと調べてみるかな。
なんて会話があり、早速行動に移しました。
と言うことで今回は、その結果などについてお伝えしていきますね
ひつまぶしの発祥がまかないとされた理由
実はひつまぶしの発祥の説に「これが正解!」っと言われるものはないとも言われています。ただ私はまかないと以前から聞いていたし、いつも物事を調べるときに利用するWikipediaにも、
三重県津市の明治8年創業の店によると、うなぎの養殖が始まる前は天然うなぎを使っており、大きさが不揃いで太いものは硬く客に提供できるものではなく、廃棄するのももったいないということで、焼いて細かく刻んでまかないにしたという。手早く焼くと臭いが残るため、薬味を入れ、お茶漬けにもしたのだろうと推測している。
引用元:Wikipedia
とありました。要は、昔は養殖でななく天然うなぎばかりを使用。ですが中には太いのが原因で身が硬いものもあり、それをお客様に提供するのはできません。ただ捨てるのはもったいないとなり、食べやすいように焼いて細かく刻み、ご飯にのせ従業員がまかないとして食べていた。と言うことです。
また、まかない料理って仕事の合間に取ることが多いですよね。そのため早く焼き上げなければならなく、どうしても臭みが残ります。それを消し去るために薬味を入れる。また早く食べられるようにお茶漬けにもした。
これらを含めたものが、ひつまぶしまかない発祥説の理由とされているんですよね。
それと、まかないの他に、お客様にサービス的に出されたお店もあったと言われています。
それなら僕も欲しいって思っちゃいますよね^^
ひつまぶし発祥のまかない!もうひとつの発祥説とは?
ではみの君が聞いたとされるもう一つの説ですが、それに関しても、Wikipediaを詳しく読むと、
ひつまぶしの成立に関して「あつた蓬莱軒」は、当時鰻飯を1人前ずつ瀬戸物の丼に盛って提供していたが、出前が多かったことに加え、出前持ちが出前を下げに行く際に空の丼を割って戻ってくることが頻繁にあったため、器を大きめで割れにくい木の器(お櫃)にし、かつ複数人分をその器に盛って取り分けるようにしたのが始まりであるとしている
引用元:Wikipedia
とありました。名古屋では有名な「あつた蓬莱軒」そこから誕生した発祥説。
お店では今で言う「うな丼」を、瀬戸物の丼で提供。ただ出前を下げる際に空の丼を誤って割ってしまうことが頻繁に発生。そのため割れにくいお櫃に変更。そしてそのお櫃に入ったうな丼を何人かで取り分けていくうちに、今のひつまぶしの形になっていったってことですね。
だから要は、発祥はまかないではなく、お櫃に入ったうなぎを細かく切り分けるお客様の自然な行動が、ひつまぶしの発祥の理由となると考えられます。
ちなみに、先ほど紹介したまかないとして出していたお店。そこが、あつた蓬莱の話を聞いてからメニューとして出し始めたとも^^ だから「あつた蓬莱軒発祥説」はあながち間違いとは言えないかもしれません。
それにひつまぶしはあつた蓬莱軒の登録商標ですしね^^ ただ横やりを入れる形になりますが、ひつまぶし自体は、同じく老舗の「いば昇」が始めた説もあるんですよね。まあ、どちらも超有名な老舗店ということは間違いありません。」
こちらのお借りしたTwitterがあつた蓬莱軒のひつまぶし。美味しそうですね~。値段は4,400円(記事作成時)。
名古屋名物の横綱!ひつまぶし!
— なな (@togmy_smrp) January 22, 2023
あつた蓬莱軒さん!でら美味かった〜!そのまま食べてもめっちゃ美味しい!薬味や出汁を入れるとこりゃまた最高!ごちそうさまでした🙏 pic.twitter.com/TiYJaGvM3I
そしてこちらがいば昇のひつまぶし。値段は3,500円(記事作成時)。
ひつまぶし、好きなので名古屋に来ると、だいたい食べます。今回は「いば昇 」で。外はパリッ、中はふんわりして、美味しいです。 pic.twitter.com/v6lJN8b6Ac
— いしかわこうじ.絵本作家 (@ishikawa_koji) November 22, 2019
ひつまぶしの食べ方
ひつまぶしの食べ方と言っても、個人の好きな方法が1番。ただ一応基本の作法は知っておいた方がいいかもしれません。ということで紹介すると、
- お櫃に入っている中身をしゃもじで4等分(十字)にカット。
- 一膳目を茶碗によそう。そしてそのまま食べる。
- 二膳目を茶碗によそう。そして薬味などを好みの量を加えて食べる。
- 三膳目を茶碗によそう。そして出汁かお茶をかけてお茶漬け風として食べる。
- 四善目を茶碗によそう。そして上記の中から好きな方法で食べる。
の順番です。
ちなみに私の1番好きな食べ方は、お茶漬け風ですよ~。以下のお借りしたTwitterがまさにそれ^^
今日はひつまぶしのお茶漬け🍚
— にーや (@nia_at_nia) January 17, 2023
さて2連休は何をしようかな?🤔 pic.twitter.com/9LAdZjSlKk
こちらも名古屋では有名な「しら河」のひつまぶし三食入。手ごろな値段で食べられるのでたまに購入しますが美味しいですよ~^^
さいごに
ひつまぶしの発祥説は「まかない」とよく聞きます。ですがもう一つ「あつた蓬莱軒の説」もあることが分かりました。ただ今だにどれが正解かはわかっていないそうです。
でも美味しいのには変わりありません。いろんな説を考えながらひつまぶしを味わうのも楽しいですよね。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。