ユニバの「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」は、ホグワーツの城を舞台にしたスリリングなアトラクション。魔法の世界に入り込み、箒に乗って空を飛ぶ感覚を体験できます
ただ、噂によるとそのハリーポッターに乗って「吐いた」って人がいるとのこと。確かに、強烈な迫力感がはあるのですが、そんな噂が本当か疑問。だから、早速調査を開始しました。ということで今回は、その結果などを紹介していきますね。
ハリー・ポッターで本当に吐いた人はいるの?
結論からお伝えすると、
・吐いた人はいる
が答え。
実際に「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」で乗り物酔いをしてしまった方は一定数います。ネットの口コミや体験談でもそれがわかる声がいくつかありました(^^; SNS上の声を少しお借りしました↓
飲み食いしてハリーポッター行ったら友達ゲロ吐いた pic.twitter.com/0tT1PJo9v2
— ジン(仁) (@jin__american) December 9, 2023
朝食バイキング食べてハリーポッター乗ったので即効吐いたw
— 響 (@xhibikix) January 6, 2023
初ハリーポッターアンドザフォービドゥンジャーニーでしたw pic.twitter.com/yx9T5J2oYM
その他、体験談も紹介しておきますね。
ハリー・ポッターで吐いた人の体験談
初めての挑戦で…
ハリー・ポッターが大好きで、フォービドゥン・ジャーニーにどうしても乗りたくて挑戦しました!でも、ライドが始まってすぐに映像の動きと揺れにやられてしまい、途中で気分が悪くなりました。最後まではなんとか持ちこたえたけど、降りた瞬間にアウト…。でも、スタッフさんがとても優しく対応してくれて助かりました!
予想以上の激しさに…
友達に誘われて何も考えずに乗ったんですけど、思っていたよりも激しくてびっくり!特に、空を飛んでいるようなシーンが続いたときに一気に気分が悪くなってしまいました。その後、座って休憩していたら回復しましたが、次回は酔い止めを飲んでから挑戦しようと思います!
三半規管が弱いとキツいかも…
普段から乗り物酔いしやすい体質なんですが、フォービドゥン・ジャーニーは特に厳しかったです。途中のドラゴンとのシーンで画面に集中していたら、揺れと映像の組み合わせで完全に酔ってしまいました…。その場では吐かずに済んだけど、降りた直後にトイレに駆け込みました。次は絶対に対策してから乗ります!
楽しいけど、体がついていかなかった!
映像も動きもすごくリアルで、本当に魔法の世界に飛び込んだ気分でした!でも、気持ちはワクワクしているのに、体がついていかなくて後半はグロッキー状態に…。スタッフの人が水を持ってきてくれて、その心遣いに感動しました。少し時間が経ったらまた挑戦したい気持ちになりました!
乗る前にバタービールはNG…!
フォービドゥン・ジャーニーに乗る前に、バタービールを飲んでテンションMAX!そのまま挑んだんですが、途中で揺れにやられて飲んだものが逆流…。幸いライド中は我慢できたけど、降りた後にすぐにトイレ直行でした。次回からは食べ物と飲み物に注意します(笑)
「吐いてしまった」という体験談には、みんなそれぞれの事情や状況があるようですね。ただ、どの体験談でも共通しているのは、乗り物酔いしやすい人にはやや厳しいアトラクションであることと、事前に原因を知り、予防策が大切だということです。
ハリー・ポッターではく原因は?
まず一番の要因は、アトラクション特有の激しい動きです。このライドは最新の映像技術とライドシステムを組み合わせており、上下左右に揺さぶられたり急旋回したりすることで、臨場感たっぷりの魔法の旅を演出しています。ただ、その動きが三半規管に大きな負担をかけてしまい、酔いやすくなる人が続出しているんです。特に、普段から乗り物酔いしやすい方にとっては、刺激が強すぎることも…(^^;
さらに、リアルすぎる映像も一因。このアトラクションでは、3Dではないものの、視界全体を覆うような巨大スクリーンに映像が映し出され、スピード感や浮遊感が増幅されます。その映像とライドの動きが微妙にズレていると、脳が混乱してしまい、酔いに繋がることがあるんです。この現象は「視覚と身体感覚の不一致」と呼ばれ、車酔いや船酔いにも似た症状を引き起こします。
3D 映画を観て気分が悪くなったという報告が後を絶ちません(国民生活センター,報道発表資料,H22/8/4)。映画やテレビ、ビデオゲームなど、ある種の動きを含んだ映像をみているときに目の痛みや吐き気、めまいといった乗り物酔いとよく似た不快感を経験することがあります。この症状は映像酔いと呼ばれ、医学的には車酔いや船酔いとおなじ動揺病の一つと考えられています。
引用元:京都大学「映像に酔うと右脳と左脳の活動が乖離する現象を発見」論文
加えて、事前の体調や飲食の影響も重要なポイント。睡眠不足や空腹、逆にお腹がいっぱいの状態で乗ると、酔いやすくなる可能性が高まります。
つまり「吐いてしまう」原因は主に、
- 「激しいライドの動き」が三半規管を刺激しすぎる。
- 「リアルな映像」が脳を混乱させる。
- 「体調や飲食の影響」が酔いやすさを左右する。
以上の3つに集約されます。
でも大丈夫!これらの原因をしっかり理解し、事前に対策を講じれば、「吐くかも…」という不安をグッと減らせます。せっかくのハリー・ポッターの世界、思いっきり楽しむためにも、自分に合った方法で準備していきましょう♪
【ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーで「吐かない」ための予防策】
事前にできる予防策。こちらを紹介すると、
- 酔い止めを服用する
- 食べ過ぎ・飲み過ぎを避ける
- 睡眠をしっかりとる
- 視線の位置を工夫する
- クルーに相談して事前対策
- 一度ライドを見送る勇気も大事
です。では詳しく説明していきますね。これで安心してアトラクションを楽しめるはずです。
<1>酔い止めを服用する
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」が心配な人におすすめしたいのが、酔い止め!乗車の30分前に飲むとしっかり効いてくれるので安心です。薬局で買える市販の酔い止めで十分ですが、眠くなりにくいタイプを選ぶのがポイント。さらに、酔い止めガムや手首に巻くバンドもお手軽で効果を実感できる方が多いですよ!これで不安なくアトラクションを楽しみましょう。
<2>食べ過ぎ・飲み過ぎを避ける
アトラクション直前にお腹がパンパンだと、揺れやスリルで気分が悪くなることも。特に、油っぽいもの(フライドポテトなど)や甘すぎるもの(バタービールなど)は控えた方が安心です。おすすめは、バナナやおにぎりなどの消化の良い軽食!これなら程よくエネルギー補給できて、快適に楽しめますよ。
<3>睡眠をしっかりとる
実は、睡眠不足だと乗り物酔いのリスクが高まるんです!USJを思いっきり楽しむためにも、前日は7~8時間のしっかりした睡眠をとって、体調を万全に整えましょう。
「早起きして早めに行きたい!」その気持ち、よ~くわかります。でも、無理しすぎて体調を崩したら元も子もありません!きちんと休んで、ベストコンディションで挑みましょう。
<4>アトラクション中の視線の位置を工夫する
実は、ライド中にどこを見ているかで酔いやすさが変わるんです!少し視点を工夫するだけで、気持ち悪さをかなり軽減できるので、ぜひ試してみてください。
映像に集中しすぎると酔いやすくなることがあります。遠くの景色をぼんやりと眺めるようにすると、不思議と気持ちが落ち着いてくるんですよ。また、どうしても耐えられないときは、思い切って目をつぶるのもおすすめです。意外とスッキリして、アトラクションを最後まで楽しめることも。
<5>クルーに相談して事前対策
アトラクションの入り口で「酔いやすいんですけど…」とクルーに声をかけてみるのも安心して楽しむためのコツです。酔いやすい人向けのアドバイスを教えてくれることがあり、具体的な対策を知ることで心に余裕が生まれます。事前に相談することで「これで大丈夫!」という気持ちになり、結果的に体調を崩しにくくなることもあります。困ったときは一人で悩まず、プロのクルーに頼ってリラックスして楽しみましょう。
<6>一度ライドを見送る勇気も大事
「今日はちょっと体調が良くないな」と感じたら、無理せず見送る選択もOK!USJには他にも楽しいスポットがいっぱいですし、次回ベストコンディションで挑戦するのもアリです。
ハリー・ポッターの運行中に吐いてしまったら停止するの
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」で万が一運行中に吐いてしまったら…これ、意外と気になりますよね(^^; でも、安心してください。基本的にライドが止まることはありません。
アトラクション内には、吐いてしまった場合でもすぐに対応できるように清掃チームが控えています。例えば、ライドが終わった後に乗り場で清掃が入ることがありますが、他のお客さんへの影響を最小限に抑えつつ、スムーズに次のお客さんを迎えられるよう工夫されています。
ハリー・ポッターで酔いやすい方におすすめのアトラクションは?
どうしても「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」では吐く気がするからダメ。なんて人におすすめなアトラクションは、
- フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ
- ミニオン・ハチャメチャ・アイス
- ジョーズ
- ユニバーサル・ワンダーランド
- ウィザーディング・ワールドの散策
です。
で酔いやすかったり、動きの激しいアトラクションが苦手な方でも楽しめる、USJのおすすめアトラクションをご紹介します♪ どれもスリルよりも雰囲気やストーリーをじっくり楽しめるので、ぜひチェックしてみてください!
<フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ>
ハリー・ポッターエリアにあるもう一つのライド、「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」は、小型のローラーコースターで、ゆるやかな動きと景色の美しさが魅力です。ホグワーツ城や周囲の森を眺めながら楽しむことができ、激しい揺れはほとんどありません。家族連れにも大人気!
<2>ミニオン・ハチャメチャ・アイス
ライドではないですが、「ミニオン・パーク」で可愛いミニオンたちが作る冷たいスイーツを楽しむのもおすすめ!ミニオンたちのユニークな世界観に癒されつつ、美味しいアイスで一息つくのはいかがでしょう?酔った後に気分転換をしたい方にもピッタリです。
<3>ジョーズ
ウォーターフロントエリアの「ジョーズ」は、ボートに乗り込んでサメとのスリル満点の対決を楽しむアトラクション。激しい揺れはほとんどなく、ボートでゆったり進みながら、目の前で繰り広げられるサメのリアルな演出を堪能できます。緩やかに楽しめるので酔いやすい方でも安心!
<4>ユニバーサル・ワンダーランド
子供向けエリアの「ユニバーサル・ワンダーランド」は、スヌーピーやエルモ、キティちゃんと一緒に楽しめる癒しのスポット。かわいらしいアトラクションがたくさんあり、スリルよりも可愛さや楽しさを重視したい方におすすめです。
<5>ウィザーディング・ワールドの散策
ハリー・ポッターのエリアで、アトラクション以外の楽しみ方もたくさんあります!ホグズミード村を散策したり、ホグワーツ城の細部まで作り込まれた装飾をじっくり眺めたり。お土産ショップやフードも充実しているので、自分のペースで楽しめますよ♪
「酔いやすいからアトラクションは無理かも…」と思う人でも、USJには楽しめるスポットがたくさんあります。無理をせず、自分に合った楽しみ方を見つけたいですね。私的にはマリオカートはおすすめですよ~^^
まとめ
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」は、世界観の再現度が高く、スリル満点のアトラクションですが、酔いやすいという特徴もあります。その理由は、激しい動きやリアルな映像演出が三半規管に負担をかけることが主な原因です。
吐いてしまう原因には、空腹や満腹、睡眠不足、酔いやすい体質などがあり、乗り物特有の動きと映像が酔いを誘発しやすい環境を作っています。
対策としては、事前に酔い止めを服用する、消化の良い軽食を取る、十分な睡眠を確保するなどが有効です。また、ライド中は遠くの景色を眺めるか目を閉じることで酔いを軽減できます。クルーに相談することも、心の負担を減らすためにおすすめです。
USJには、ハリー・ポッター以外にも酔いにくいアトラクションや癒しスポットがたくさんあります。無理をせず、自分のペースで楽しむことが、最高の思い出作りにつながりますよ^^