雨の日の車移動って、傘の置き場に困りますよね。急な雨でびしょ濡れになった傘をそのまま車に置くと、車内が濡れてしまうし、かといって置き場所が決まっていないとドアに当たってカタカタ音が鳴ることも…。今回は、車内での傘の収納アイデアを、実用性とおしゃれ感も含めてご紹介します!ちょっとした工夫で、毎日の運転がより快適になるはずです。
雨の日等の濡れた傘!これで車内もスッキリだよ
濡れた傘を収納するグッズ。また、ちょっとした工夫でお金もかけずにスッキリ収納する方法。この2通りを今回は紹介して行きますね。
まずはお金をかけずに身近にあるもので収納する方法からです。
お金を掛けずにできる!身近なアイテムなどで傘をスッキリ収納
方法としては、
- 助手席や後部座席の足元に置く
- トランクに専用スペースを設ける
- フロアマットの下にタオルを敷いて傘を挟む
の3つです。
<1>助手席や後部座席の足元に置く
一番シンプルなのは、濡れた傘を助手席や後部座席の足元にポンと置く方法。手軽で出し入れがしやすいのが魅力ですが、足元が濡れるのがデメリットです。以下の工夫でさらに使いやすくできます。
- タオルで水分を軽く拭いてから置く:シートを濡らさず快適
- 足元に防水マットを敷く:傘の水滴を気にせず置けます
<2>トランクに専用スペースを設ける
トランク内にビニール袋や防水ポーチを置き、濡れた傘をそのまま入れてしまう方法です。トランクは他の荷物もあるので、できれば傘専用の防水ポーチやケースを用意するのがおすすめです。荷物を濡らさず、運転席周りもスッキリ保てます。
<3>フロアマットの下にタオルを敷いて傘を挟む
簡単で場所を取らないのがこの方法。フロアマットの下に吸水性の良いタオルや小さなタオルケットを敷き、傘を挟んで置くことで、少量の水滴はタオルに吸収されます。座席下にスペースがある車種なら、邪魔にならず便利です。
お金はかかるがスマートで超便利!車専用の傘収納グッズを紹介
その収納グッズ。大きく分けて、
- ホルダータイプ
- 車内のシートやドアに取り付けることができるグッズ。傘を固定して車内を濡らさないようにしてくれます。
- カバータイプ
- 傘全体をすっぽり覆うカバー。内側が吸水素材のものが多く、車内に水が漏れるのを防ぎます。
- フックタイプ
- シートの背もたれやドアの取っ手などに引っ掛けて使えるシンプルなフック。傘を吊るすだけなので手軽です。
- ケースタイプ
- 傘を差し込んで収納するケース型。ドリンクホルダーなどにも置きやすく、折り畳み傘に便利です。
の4つ。では順番に紹介して行きますね。
<1>ホルダータイプ
逆さ傘を使う
最近人気の「逆さ傘」を使うと、濡れた面が内側に折りたためるので、車内が濡れにくくなります。普通の傘よりも少し値段が高いですが、車内を濡らさずに済むのは大きなメリットですね!
車のドアに取り付けられるマグネット式傘ホルダー
強力なマグネットが付いた傘ホルダーをドアや金属部分に取り付ければ、車内のスペースを節約しつつスマートに収納できます。傘を立てるだけで固定されるため、取り外しも簡単。ただし、車のドアが金属製でない場合は、他のホルダーとの併用がおすすめです。
ペットボトルホルダーを使った傘ホルダー
ペットボトルサイズのスペースに傘が収納できる便利なアイテムです。ドリンクホルダーにそのまま差し込む形状で、長さ調節が可能なデザインもあり、長傘や折り畳み傘の両方に対応。使わないときは取り外して、ペットボトルホルダーとして再利用できます。
<2>カバータイプ
折りたたみ可能な吸水バッグ
傘を収納する際に、車内でかさばらないコンパクトな吸水バッグもおすすめです。使用後は折りたためるため収納場所に困らず、傘を中に入れておけば水滴もすべてキャッチ。デザインやカラーバリエーションも豊富で、車内インテリアと合わせやすいのも魅力です。
傘用ドライバッグを活用する
アウトドアで活躍するドライバッグは、傘の水分をしっかり閉じ込められる便利なアイテムです。ビニール製で防水性が高く、チャック付きで水漏れを防げるので、雨の日の必需品です。折りたたむとコンパクトになり、使わないときはバッグやグローブボックスに収納できます。
傘専用トレー付きカーマット
フロアマットに、傘の水を受け止める専用トレーが一体化したタイプです。傘の水がフロアにこぼれず、運転席や助手席を濡らさないのがポイント。取り外しが簡単で水洗いできるため、掃除も楽にできます。マットとトレーが一体になっているので、省スペースでコンパクトです。
<3>フックタイプ
車内用の傘ホルダー&収納ケース
特に折りたたみ傘の収納に便利です。ホルダーにはフックが付いているので、車のシートやドア部分に簡単に取り付け可能。傘を安全に固定できるうえ、車内が濡れるのを防ぎます。コンパクト設計で場所を取らず、運転中も邪魔にならないのが特徴です。
長い傘用にも可愛いシリーズが揃っています。
<4>ケースタイプ
吸水ポーチ付き傘ケース
傘をそのまま収納するだけでなく、吸水性のあるインナーポーチが付いた傘ケースです。傘からの水滴を吸収してくれるため、車内を濡らさずにすみます。また、チャック付きで、水分が漏れにくいデザインになっています。雨の日には手放せない便利アイテムです!
100均で揃う!車専用の傘収納グッズ
お金をもう少し抑えたいのなら100均を利用するはおすすめ。チラッと覗くと結構ナイスな品があるんですよ~。紹介すると以下のとおりです。
- 吸水マット
- 自転車用傘ホルダー
- 粘着フック
- 折りたたみ傘カバー
- メッシュポケット
吸水マット
100均の吸水マットを車の足元に敷くことで、傘の水滴が床に落ちるのを防げます。サイズもいろいろあるので、車に合わせてカットするのも簡単。傘をそのまま置けて、後片付けも楽です。
自転車用傘ホルダー
実は、自転車の傘ホルダーが車内でも使える便利グッズ。粘着シートやベルトタイプでドアやシートの背面に取り付けられます。傘を引っ掛けるだけで、車内が濡れにくくなり、簡単に傘の出し入れができるのがポイントです。
粘着フック
ドアポケットやシート背面に粘着フックを貼り付ければ、傘を引っ掛ける簡易ホルダーに早変わり。傘をまっすぐにしておけるため、水が垂れにくく、場所を取らないのも魅力です。粘着テープタイプなので、取り外しもラクラク!
マグネットタイプを上手に利用するのもありですね。
折りたたみ傘カバー
100均で見つかる折りたたみ傘用のカバーは、車内で水分が漏れないようにするための便利アイテムです。水が染み出しにくい素材のものを選べば、安心して収納できます。使わない時はコンパクトに畳めるのも便利!
可愛い柄が何種類も揃ってますよ~^^
メッシュポケット
運転席や助手席のシート背面に引っ掛けるメッシュポケットは、傘の一時置きにぴったり。通気性があり、カビ防止にもなるため、湿気の多い日にも使いやすいです。傘以外にも小物が収納できるので、車内をさらに整理整頓できます。
DIYで自分好みにカスタマイズ!オリジナルの傘収納を楽しもう
ここでは、車内用の傘収納を自分で作る方法をご紹介します。自分好みのデザインやサイズで作れるので、車の雰囲気にぴったりなオリジナル傘収納を作ってみましょう!
揃える材料
- PVCパイプ(傘の長さに合わせてカット)
- 防水生地(100均の防水バッグやビニールクロスなどでもOK)
- 強力粘着テープ(3Mなどの耐久性の高いもの)
- フック付きカラビナ(車内に取り付けるために使用)
- はさみやカッター、ホチキス
ホームセンターや100均などで簡単に手に入りますよ。では作り方の手順です。
作り方手順
1: PVCパイプをカットする
- 傘の長さに合わせて、PVCパイプをカットします。パイプは折りたたみ傘用なら短め、長傘用なら長めに調整しましょう。
角はやすりで滑らかにしておくと安全ですよ。
2.:パイプに防水生地を巻く
- カットしたPVCパイプの表面に防水生地を巻きつけます。これで水滴が漏れるのを防ぐことができます。
生地はパイプの外周を覆うようにカットし、ホチキスや粘着テープでしっかりと固定してくださいね。
3: 取り付け部分の準備
- フック付きカラビナをパイプの上部に装着します。これで車内のシートやハンドル部分に掛けられるようになります。
カラビナは、使いやすい位置に取り付けると、出し入れが簡単に。
4.:底に排水穴を作る
- 傘を立てた時に水がたまらないよう、パイプの底部に小さな穴をいくつか開けておきます。
これで雨水が自然に排出されますよ^^
5.:車内に取り付ける
- カラビナをシート背面のポケットやフック部分に取り付けて完成です。
これで雨日でも車内は快適です。
お好みでステッカーを貼ったり、パイプをカラースプレーで塗装するとオリジナリティがアップ。また、底部分にスポンジや吸水パッドを敷いておくと、さらに車内が濡れにくくなります。DIYで作った傘収納は、シンプルでコストも抑えられ、自分だけのオリジナルを楽しめるので私的にはおすすめです^^
まとめ
雨の日に濡れた傘をどこに置くか、意外と悩むポイントですよね。でもちょっとした工夫やアイデアを取り入れるだけで、車内を快適に保ちながら、傘の置き場所に悩まされることもなくなるはずです。
DIYや100均グッズでのプチ工夫から、便利な専用収納アイテムまで、選び方もいろいろ。ぜひ、自分の車にぴったりの方法を見つけて、雨の日のドライブも気持ちよく過ごしてくださいね。
次に雨の日に出かけるときは、「どこに置こう…?」じゃなくて、「おっ、ここに置けばバッチリ!」と自信をもって行けますよ^^